グッドデザイン2018

「グッドデザイン賞」を受賞しました。

「グッドデザイン賞」は、
公益財団法人日本デザイン振興会が主催する、
日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨制度です。

グッドデザイン賞(Gマーク)とは、1957年に通商産業省によって創設された「グッドデザイン商品選定制度」を継承する「日本で唯一の総合的デザイン評価・推奨制度」です。また、受賞のシンボルである「Gマーク」は新しい時代の文化と生活を創造することを目的として「より豊かなライフスタイル」と「良いビジネス」の開拓に寄与し、広く一般に定着しています。

2018年
ZOOM両国

【審査員の評価】

共同住宅のファサードデザインにおいて重視されがちである手すりや外壁の素材に対し、「見上げ」によって軒裏にフォーカスしている点はファサードデザインにおいて1つの発見であると言える。腰壁のデザインは、住まい手が部屋側から味わうことができない要素だが、軒裏は室内やバルコニーからも味わうことができる。軒裏のデザインは天井を吊るすことになり、コスト面からは難しい面もあるが、さらにこれを突き詰める取り組みが生まれることを期待したい。

2017年
ZOOM芝浦

【審査員の評価】

建築のボリューム制限のなかで、各住居の断面形状を工夫することで、床面積以上の広さを獲得している。全ての住戸は天井の高い空間とロフトをもち、集合住宅市場における差異化が図られている。しかしながらそれ以上に重要な点は、居住者のライフスタイルに対して柔軟な空間構成になっていることであり、日常生活の豊かさを引き出す良質なストックとなっていることである。断面的な工夫は建築デザインの醍醐味であり建築家が腕を振るうべき領域であるが、既存の物件メディアではなかなか伝わりにくい。事業者と建築家の相互理解のもとに実現したこのようなプロジェクトを通して、良質なストック形成が進むことを期待する。

2016年
ZOOM六本木

【審査員の評価】

一室をとってロフト付き1.5層のインテリアというのはさほど目新しくないが、それを組み合わせ高層化すると独特な表情を帯びる。隣の1.0層の普通の階高の集合住宅があるので、比較しそれが特に感じられるのが面白い。こういう取り組みが増えて、高さ方向の変化や空間ボリュームで住戸の大きさを捉えることの可能性がマンション市場で拡大することも期待したい。

ZOOM東陽町

【審査員の評価】

単調になりがちな集合住宅の通り沿いの表情を、バルコニー面の4種類の素材の組み合わせや、手すりの奥行きの微妙な変化等によって、親しみやすいスケールに分割され変化に富んだものにしている点が評価された。

2015年
ZOOM目黒

【審査員の評価】

敷地の制約から各住居のプランは狭小な床面積になってしまう制約を逆手に取り、階高を通常の1.5倍にとって空間に特徴と贅沢さを与えている。機転の効いたデザイン。

ZOOM西新宿

【審査員の評価】

都心に近い立地に典型的な間口の狭い敷地でのマンション開発だが、単調なバルコニーが並ぶ外観を避け、繊細な材料選択と立面構成により、都市景観に適度な変化と刺激を与えている点に設計者の力量が現れている。

2014年
ZOOM池尻大橋

【審査員の評価】

本提案の敷地は幹線道路と生活道路の交差点にある。ややもすると外装が単調になりがちなマンションであるが、本提案では、この立地特性を踏まえ、外装仕上げに関して、様々な位置と距離から、誰にとってどう感じられるかを意識して、細かな配慮を伴った計画を施している点が評価された。