「給料がなかなか上がらない」「将来が不安」といった理由から、お金を増やしたいと思うことはありませんか。転職や今の会社で給与アップを目指すといった方法以外にも、確実にお金を増やす方法はあります。
お金を増やしたいと考えている人に向けて、短期間でお金を増やす方法やスマホを活用する方法、副業による方法、節約による方法などを紹介したうえで、注意点についても触れていきます。
お金を増やす前の準備段階として、資産状況の把握とお金を増やす方法の検討を行うほか、どのくらいお金を増やしたいのか、ゴールを決めて置くことが大切です。
お金を増やすことを考えたら、まずは自分の資産を把握することがポイントです。普通預金や定期預金のほか、投資信託や株などは現在の評価額を確認して、一覧表にまとめておきます。たとえば、投資には元手となる資産が必要になるなど、今の資産状況によってとれる方法に違いがあるためです。
また、資産から今後得られる利子や配当などの収益、あるいは給与やボーナスから貯金に回せるお金など、将来、どのくらいお金を増やせるのかをまとめておきます。反対に、結婚や子どもの誕生、入学などのライフステージの変化によって、減るお金についても把握しておきましょう。
お金を増やす方法には、副業などの労働や節約など様々な方法がありますが、金融に関する知識や資産状況、家庭環境などによって、向き・不向きがあります。自分に合った方法を選ばなければ、反対にお金が減るリスクがあります。お金を増やすための様々な方法を知り、自分にはどんな方法がとれるのかを把握するころが大切です。
お金を増やすにあたっては、いつまでにいくら増やしていきたいのか、目標となるゴールを設定しておきます。ゴールまでの期間と増やしたい金額によって、お金を増やすために向いた手段は異なります。また、ゴールを設定することは、モチベーションのアップにもつながるためです。
短期間で確実にお金を増やしたいときにおすすめなのは、不用品のリサイクルショップや質屋への売却です。このほかにも、やむを得ない場合にはカードローンを利用するという選択肢もあります。
不用品をリサイクルショップで売れば、いらないものを処分することができ、お金を得ることができるため、一石二鳥です。
リサイクルショップで売れるものには、家具や家電、ブランドバッグ、衣類、時計、パソコンやスマホなどのIT機器、アクセサリー、ゲームやフィギュア、本や雑誌、CDやDVD、ゴルフ用品や釣り竿、スノーボード用品などがあります。高く売るには清潔な状態で持ち込むことがポイントです。家電などは取り扱い説明書や付属のケーブルがあり、さらには箱があると、高く引き取ってもらいやすくなります。
大型の家具や家電を売却する場合のほか、買取を依頼する点数が持ち込めないほど多い場合には、リサイクルショップによっては出張買取を実施しています。
ただし、店舗によって取り扱い商品のジャンルの違いがあり、持ち込んだものの状態によっては買取不可となることもあります。
質屋は本来、品物を担保としてお金を借り、元金と利息を支払えば、品物が戻ってくるという取引形態をとっています。ただし、質屋によってはリサイクルショップのように、貴金属やブランド品、家電、カメラなどを中心に、買取も行っています。
カードローンとは、銀行や信販会社、消費者金融がローン専用カードなどの発行により、個人向けに提供する融資サービスです。カードローンは担保や保証人が不要で、利用限度額の範囲内で借入を繰り返し行うことができるのが特徴です。
カードローンによる融資は借金ですので、できるだけ利用しないのが望ましいです。すぐにお金が必要なときに、一時的にカードローンを地用するという選択肢はありますが、その他の借り入れをしたい場合にカードローンがあるせいで条件が悪くなったり最悪の場合、借り入れ自体できなくなるケースもあります。住宅の購入や不動産投資を検討される方は利用しないか利用してもすぐに返済しておきましょう。
スマホでお金を増やす方法のうち、ポイ活やフリマアプリの利用は手軽にできる方法です。また、中長期的にはYouTubeの広告収入などで稼ぐといった方法もあります。
ポイ活とはポイントを貯めたり、利用したりする活動のことをいいます。ポイ活を始めるにはポイ活アプリやポイントサイトへの登録が必要です。掲載されている広告ごとに決められた、資料請求や会員登録、クレジットカードの作成、銀行口座の開設、アンケートへの回答、レシートの投稿といった条件をクリアすると、ポイントが付与される仕組みです。貯まったポイントは現金や電子マネー、ギフト券などに交換することができます。
継続してポイントを獲得していくことで、ある程度まとまったポイントを手に入れられます。
フリマアプリとはオンライン上に商品を出品し、個人間で売買を行うサービスです。フリマアプリはスマホがあれば、商品の撮影やアプリへの商品の登録を行い、不用になった中古品などを売買することができます。出品者と購入者のやり取りはアプリ上で完結し、運営会社によっては匿名で配送できるサービスが提供されています。
出品する商品によっては、リサイクルショップでは買い取ってもらえないものを売却できたり、高値で売れたりすることがあります。
YouTubeなどの動画配信サイトで広告や投げ銭などの収益を得る方法があります。ただし、広告収入を得るには登録者数や再生回数などの条件が設けられているため、収益化までには期間を要するのが一般的です。
中長期的にみてお金を増やす方法になりますが、動画の編集ソフトには無料のものもありますので、興味のある人はチャレンジしてみましょう。
副業でお金を増やす方法として、ブログやアフィリエイトによる広告収入、動画編集やライティング、せどり、ハンドメイド作品の販売が挙げられます。スキルや適性などから、自分に向いているか考えてみましょう。
ブログなどWebサイトの運営で収益を得る方法は主に2つあります。1つ目はGoogleの広告配信サービスであるGoogleアドセンスを利用する方法です。審査を通過すると、コンテンツに連動して最適化された広告が配信され、閲覧回数やクリック回数に応じて報酬が発生します。
2つ目は商品を紹介して、成果報酬を得るアフィリエイトです。広告主と仲介を行うASPに登録をし、広告を選んで自分のサイトに貼って商品やサービスの紹介を行い、ユーザーが広告を経由して商品などを購入すると、報酬が発生する仕組みです。
ブログやアフィリエイトも収益化までには時間がかかることが多く、得られる収入は人によって大きな差があります。一般的な収入は月5~6万円程度ですが、1円も稼げていない人もいれば、月に100万円以上も稼いでいる人もいる世界です。
YouTubeチャネルやブログを運営するのではなく、動画編集やライティングなどで稼ぐ方法も挙げられます。
YouTubeなどに動画をアップするには編集作業が必要なため、動画編集のニーズがあります。副業の動画編集の報酬は、1本5,000円~1万円が一般的で、テロップ入れや効果音の挿入といった部分的な編集作業の依頼が中心です。編集作業に長時間かかると、時間単価は安く感じる可能性があります。
また、クラウドソーシングサイトなどではライティング案件も数多くあります。オウンドメディアのコラム記事のライティングは文字単価0.8円~5円程度が相場です。たとえば、1記事3000文字で文字単価2円の案件の場合は、6,000円の収入になります。未経験者は単価が安い傾向がありますが、専門知識がある人の場合は高単価の案件を受注できることがあります。
せどりとは、商品を仕入れて、仕入れ価格より高く売ることで、利益を得るビジネスです。リサイクルショップや古本屋、ドラッグストア、家電量販店などで商品を仕入れ、フリマアプリやオークションサイトなどで販売を行います。あるいは、仕入れもオークションサイトやECショップを利用する、オンラインせどりや電脳せどりと呼ばれる形態もあります。ただし、せどりのようにビジネスとして中古品の売買を行うには、古物商許可証が必要です。
せどりは仕入れ価格に経費を加えた価格よりも高く転売できなければ利益が出ないため、収益を上げられないケースもあります。また、せどりで大きく稼ぐには商品を仕入れるための多額の資金が必要ですが、仕入れ額が大きいほどリスクを伴います。
せどりを本業として成功している人の中には月50万円、100万円を稼ぐ人もいますが、副業の場合には月1~3万円程度の収益が一般的とされています。
手芸や工作が得意な人は、ハンドメイド作品をネットのハンドメイドマーケットや自分のネットショップで販売する方法もあります。ハンドメイドマーケットには、アクセサリーやバッグ、レディースウェア、ベビー・キッズウェア、家具などが出品されています。
ただし、本業として取り組むハンドメイド作家の中には、月50万円、100万円といった売上がある人もいますが、非常に少数であり、月10万円以上の売上がある人も限られています。副業で取り組む人などハンドメイド作家の多くは売上が月1万円~5万円程度で、売上がほとんどない人もいます。また、ここから材料費や送料などの経費を引くと、利益として残るのは半分程度といわれています。
お金を増やす方法には、収入を増やす方法以外に、節約することで出ていくお金を減らす方法もあります。節約は誰でも取り組みやすく、初期費用もほとんどかからないといったメリットがあります。
節約をするには家計状況を見直すことが大切なため、家計簿をつけます。家計簿をつけて収入と支出を管理すると、収入がいくらあって、どんなことにいくら使い、お金がいくら残るのかが、明確になります。お金の収支を把握することで、支出が多い項目の出費に気をつけるようになるなど、節約への意識が働くようになります。
家計の支出は、毎月一定額を支出する固定費と、月によって変動する変動費に分けられます。固定費に該当するのは家賃や水道光熱費、通信費、保険料など、変動費には食費や日用品費、レジャー費、医療費、美容費などが該当します。このうち、固定費はこれまでつけてきた家計簿を参考に、項目ごとに予算を決めておくと、使いすぎを防げます。項目ごとに現金を袋に入れて管理する方法のほか、アプリを使って予算管理をする方法もあります。
毎月、残ったお金を貯蓄に回そうとすると、使い切ってしまうこともあるため、節約して貯蓄するには先取り貯蓄がおすすめです。月々先取り貯蓄をする金額を決めて、残ったお金で生活をするようにします。給与が振り込まれる金融機関などで積立定期預金を申し込むと、毎月、普通預金から定期預金に指定した定額が振り替えられるため、お金を貯めやすくなります。
クレジットカードや電子マネーの多くは、利用額に応じたポイントサービスを設けています。そのため、これまで日々の買い物を現金で支払っていた場合は、決済方法をクレジットカードや電子マネーなどに変えるだけでポイントが貯まります。
貯まったポイントの使い方はクレジットカードや電子マネーによって異なりますが、商品や商品券との交換、商品代金への充当などによって、支出を減らすことができます。
商品やサービスの購入額に応じて、ポイントカードやアプリによるポイントサービスを提供する店舗は数多くあります。1回の利用ではわずかなポイントしか貯まらなくても、繰り返し利用する店では相応のポイントがたまっていきます。ポイントは商品代金への充当に使えるケースが多く、支出の削減に役立ちます。
クレジットカードを利用するとポイントが貯まるのが一般的ですが、一括払いでの支払いに限って利用することが大切です。分割払いやリボ払いを選択すると手数料が発生するため、支出が増加してしまいます。また、分割払いやリボ払いを利用しすぎると、カードの支払いが困難になるリスクもあるためです。
コンビニでは基本的に商品が定価で販売されているため、ペットボトルのお茶やお菓子、カップ麺、洗剤などは、スーパーやドラックストアの方が安く購入できることが多いです。また、安いからと不要なものを購入してしまいやすいことからも、なるべく利用しないようにしましょう。
契約してから長い期間が経過している生命保険や医療保険は、今の状況に合っていないかもしれません。また、同等の契約条件でも、同じ会社の別の保険か違う会社の保険に乗り換えることで、保険料を削減できる可能性があります。生命保険を長期間にわたって見直していない人は、保険の見直しを行ってみましょう。
大手キャリアと契約してスマホを利用している人は、格安SIMに切り替えると、通信料を大幅に削減できることがあります。大手キャリアで使い続ける場合も、今の料金形態が利用実態に合っているか、プランの見直しをしてみるのがおすすめです。
所得税や住民税には各種控除制度が設けられているため、年末調整や確定申告で適用を受けることで、税金が減る可能性があります。生命保険料控除や地震保険料控除、医療費控除、住宅ローン控除などに該当している場合には、控除制度を活用しましょう。このうち、医療費控除と住宅ローン控除の1年目は、確定申告の手続きが必要です。
効率よくお金を増やしていくには、お金に関する知識やスキルを身につけることが大切です。また、お金に関する悩みは、ファイナンシャルプランナーなどのプロに相談するのおすすめです。
お金に関する知識を身につけていないと、気づかないうちにお金を無駄にしている可能性や、お金を増やす機会を見逃している可能性があります。お金の知識や増やしていくためのスキルを身につけて、家計管理に役立てることで、お金を効率よく増やしていけるようになります。
実際にお金を増やすには、資産状況や家族構成、職業、スキルなどによる向き・不向きがあります。そこで、ファイナンシャルプランナーなどのお金のプロに相談することで、お金の使い方や増やし方、あるいはライフプランニングなどに関して、第3者の視点からアドバイスを受けることができます。自分では気づかないような解決策の提案を受けられる可能性もあります。また、お金に関して必要な知識を身につけていくうえでも近道となります。
お金を増やす方法によっては初期費用が必要であり、すぐに結果が出ない方法もあります。こうしたお金を増やす方法に関して知っておきたい5つの注意点をまとめました。
キャッシングやカードローンの利用、あるいはショッピングのリボ払いなどを利用すると、利息を手数料として支払わなければならないため、返済に困窮して生活が苦しくなるリスクがあります。借金をむやみにしないことはお金を増やすうえでの鉄則です。基本的には投資や生活費は手元のお金の範囲内とするのが原則です。
ただし、不動産投資ローンといった、不動産を取得して貸すことによってお金を生むためのローンなどであれば、単純な借金ではないため別です。
投資は確実にお金を増やす方法ではありません。投資には投資信託や株式投資、FX、不動産投資といった種類がありますが、必ずしも利益が出るとは限らず、リスクの大きさには違いはあるもののいずれも、損失を生む可能性もあります。リターンの高い投資方法ほど、リスクも高いのが一般的です。
そのため、投資でお金を増やす場合には損失が出るリスクを把握するとともに、生活費の3ヶ月分以上の貯金をしておくことが望ましいです。一方で、投資をしなければなかなか資産を増やしていけないのも現実です。単純にリスクがあるからといって投資をしないと考えるのではなく、リスクを把握した上で、より確実性が高く、より自分にあっている投資を検討すると良いでしょう。
副業や投資によってお金を増やす方法は、初期費用がかかることがあります。たとえば、副業ではライティングをするにはPCが必要であり、動画編集では編集ソフトも必要です。あるいはブログやアフィリエイトの場合には、PCのほかにサーバーレンタル費用やドメインの取得費用などがかかります。
一方、投資でお金を増やすには元手となる資金が必要です。
お金を増やす方法にもよりますが、多くの手段ではすぐにお金を増やせない可能性が高くあります。支出を抑える方法は手元に残るお金が増えたのが目に見えてわかりやすく、カードローンは借金ではありますが、手元のお金はすぐに増えます。また、リサイクルショップでの買取はすぐにお金を得られるほか、動画編集やライティングなどの副業は、働いた分のお金を得られます。
一方で、たとえば、YouTubeは収益化できるまでには多くの動画の投稿が必要です。ハンドメイド作家も、収益を上げていくには技術力だけではなく、ノウハウをみにつける必要があります。また、投資は長期的に運用した方が利益を得やすいとされています。
多くの方法は結果が出るまでに時間がかかることを認識しておきましょう。
会社員やパート・アルバイトなどの給与所得者は、副業での所得が20万円を超えるケースや、給与を2ヶ所からもらっていて年末調整がされていない方の所得が20万円を超えるケースは確定申告が必要です。また、個人事業主の場合は、売上から必要経費を引いた事業所得と他の所得の合計が48万円を超えると確定申告が必要になります。収入に関して申告漏れがないようにしましょう。
このほかにも、確定申告をする必要がない人でも、医療費控除の適用を受けたい場合のほか、住宅ローン控除の1年目の場合、ふるさと納税を行ってワンストップ特例を利用していない場合などは、確定申告を行います。
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お金を増やす方法には多くの方法がありますが、一部の方法を除くと、実際にお金が増えるまでには時間がかかり、初期費用が必要なケースもあります。また、資産状況や家族構成、お金に関する知識などによって、向いている方法は異なります。お金を増やすことを考えたら、今回紹介した方法を参考に自分にあった方法を見つけましょう。