▶断熱構造概念図
断熱性能を高めるため、外気に接する壁・柱・梁の室内側(一部は室外側)に断熱材を施工。また、屋上と外気に接する床下にも断熱材を入れることにより建物全体を断熱材で包み込む構造とし、冷暖房効率の高い住居を実現しました。
▶複層ガラス断面図
各住戸の窓には2枚の板ガラスの間に中空層を設けた構造の複層ガラスを設置。通常の単板ガラスと比べて高い断熱性能を発揮し、冷暖房効率を高めるとともに結露の発生も軽減します。
▶LED照明
長時間使用される共用部の照明の一部と専有部の照明の一部に、次世代のあかりLED照明を採用。低消費電力(白熱電球の約85%削減)・長寿命(白熱電球の約20倍以上)設計で、
維持補修のコストを削減できます。
▶人感センサー
各住戸の玄関・ワークスペースには人感センサー式の屋内照明を採用。人が近づくと自動的にスイッチが入り、人が離れた後に自動的に消灯します。来客の方にもやさしく安全で、
両手が荷物などでふさがっているときにも重宝します。
▶架橋ポリエチレン管
衛生的で美しい生活用水をお使いいただくために、給水配管には腐食に強く耐熱性にも富んだ架橋ポリエチレン管を採用していますので、より安全で快適な暮らしを末永くお約束します。
▶シートフローリング構造図
シートフローリングは、オレフィンシート層にEB/UVコートをすることでイスや掃除機で付くすり傷などが付きにくくなっており、調理中の天ぷら油の飛びはねや飲み物をこぼした際も中性洗剤を含ませた雑巾でサッと拭くだけできれいになります。その為、ワックスを掛けなくてもきれいにお使いいただけます。また、環境にやさしい間伐材を繊維化し成形した高密度MDFのタフテックベースを挟み込むことにより、へこみ傷にも強い性能を発揮します。暮らしに木をうまく使うことがCO2(二酸化炭素)を減らすことにつながります。その他、直射日光を浴びてもほとんど退色することがありません。
仕切りのない大きな土の壁を立て、そこへ植物を植えて育てる「植物に優しい」システムです。植物の生育メカニズムに着目し、自然に近い環境を保つことで無理のない生育を促します。郊外に比べ、都市部ほど気温が高くなるヒートアイランド現象。その原因のひとつに、アスファルトやコンクリート等の人口被覆が多いことがあげられます。表面温度を下げる効果のある壁面緑化で、この現象を軽減することが期待できます。
▶D’sグリーンフレームによる壁面緑化
撮影日:2014年7月24日12時サーモグラフ撮影(気象データ:大阪府、気温35.1℃、温度38%、晴れ時々くもり)
屋上の一部には、屋上緑化を設けました。これにより、屋根からの熱負荷が低減されます。また、ヒートアイランド現象の緩和、温室効果ガス(CO2)の軽減などの効果も期待できます。
給湯器には、熱交換器を高効率化した省エネ型の「ecoジョーズ」を採用。これまで排熱として捨てられていた燃焼ガスを再利用することで、ガス使用量や排出CO2量の削減に効果を発揮します。
汚れがつかない衛生陶器に最適な新素材が誕生。汚物汚れがツルンと落ち、 水アカもこびりつかないので、かんたんお掃除で新品ツルツルが100年続きます。
トイレには、新開発の節水カップと独自のディストリビューター方式により、水量わずか5リットルでの洗浄が可能なECO5を採用。重力と水流の効果で、使用する水量は従来型トイレの半分以下となり、大幅な節水とそれによるCO2削減を実現しました。
▶スイッチシャワー
バスルームのシャワーには、吐水と止水のオン・オフができるスイッチをヘッド部に装着。手元でワンタッチ操作できる便利さで、無駄なくこまめな節水をすることができます。(Omタイプを除く)